お知らせ

令和7年11月13日

小林レイ子様への外務大臣表彰の授与

    

    2025年11月6日、齋田伸一在バングラデシュ日本国大使は、大使公邸において開催された表彰式で、日本国外務大臣を代表して小林レイ子様に外務大臣表彰を正式に授与しました。式典には、山形ダッカ友好総合病院会長のラーマン先生が出席し、祝辞を述べました。
 
    外務大臣表彰は、国際的な分野で顕著な功績を挙げ、日本と諸外国との友好親善の促進に寄与した個人や団体に授与されるものです。また、この表彰は、受賞者の活動に対する日本国民の理解と支持を深めることも目的としています。
 
    齋田大使は、小林レイ子様がバングラデシュにおける国際協力の推進に多大な貢献をされたことに対し、心からの感謝の意を表し、次の通り述べました。「小林レイ子様は、医療資源が極めて限られた地で、自分の力を試してみたい」という強い志を胸に、平成元年7月、初めてバングラデシュの地を訪れ、平成23年までの間に実に18回にわたり医療ボランティアとして活動を続けてこられました。そして平成24年からは、山形ダッカ友好病院の看護ボランティアとして勤務され、現地の医療スタッフに対する看護指導を行いながら、長年にわたり多くの患者の看護に尽力してこられました。さらに小林様は、これらの活動のすべてを無償で続けてこられました。見返りを求めず、ただ人のために尽くすという小林様の姿勢、そしてその無欲恬淡なお人柄には、心から敬意を表します。」
 
    2025年9月5日、日本政府は「2025年外務大臣表彰」の受賞者を発表しました。


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