安全情報

平成30年6月20日

在バングラデシュ日本大使館からの注意喚起(ラマダン月の終了など)

本年は特段の事件もなく,ラマダン月が明けましたが,今までと同様,御自身の安全確保に十分注意を払って下さい。

 

 バングラデシュでは6月15日にラマダン月が明け,その後のイード(祝祭日)においても,特段大きな事件はありませんでした。しかしながら,これまでにイスラム過激派組織によるテロやこれらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが世界各地で発生した経緯を踏まえれば,ラマダン月などのテロの可能性が高い時期を経過した後でも,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれがあることに留意する必要があります。特に7月1日が,ダッカ襲撃テロ事件の発生から2周年に当たることにも留意する必要があります。

 

 また,21日(木)にはバングラデシュ民族主義者党(BNP)は刑務所に収監中のジア総裁の解放を求める全国規模の抗議集会を予定しており,今後も同種の抗議行動が発生する見込みであることから,引き続き注意が必要です。

 

 つきましては,在留邦人の皆様におかれましては,引き続き報道等から常に最新の情報を入手するよう努めるとともに,不要不急の外出を控えるなど,今までと同様,御自身の安全確保に十分注意を払って下さい。また,外出の際は不測の事態に巻き込まれないよう,群衆への接近を避け,周囲の状況に注意した慎重な行動を心掛け,仮に,デモ・集会等に遭遇した場合にはすぐにその場から退避するなど,自らの安全確保に努めてください。

 

 なお,異常事態に遭遇した場合は,大使館までお知らせください。

 

【通報先】

在バングラデシュ日本国大使館領事班

○執務時間内(日~木曜日 9001745

大使館:(代表)88029840010

メール:consular@dc.mofa.go.jp

○執務時間外(日~木曜日の上記時間以外並びに金・土曜日及び祝日)

緊急電話 8809610991094