邦人安全情報
平成28年12月29日
年末年始における外出制限等に関する注意喚起
平成28年12月29日
在バングラデシュ日本国大使館
警察当局は、年末年始における外出制限等を実施する旨発表しましたので、不要不急の外出は控え、細心の注意を払って行動してください。
1.本29日、警察当局は、治安上の理由として年末年始における外出制限等につき、以下のとおり発表しました。
(1)グルシャン、ボナニ、ニケトン、バリダラ地区の住民は、31日午後8時までに帰宅することを推奨し、これら地区への出入りは、カコリ地区のアタチュルク通りおよびモハカリ地区のモハカリ立体交差道路(フライオーバー)からのみとする。
(2)上記4地区およびダッカ大学では警察による交通規制があり、関係者以外の立ち入りはできない。
(3)31日午後8時から1日午前6時まですべての屋外活動および集会を禁ずる。市民は警察が許可し、警備措置が執られるホテルやクラブを含む施設での活動を推奨する。
(4)31日午後10時以降、ハティルジール橋に留まることを禁ずる。
(5)すべてのバーは、31日午後6時までに閉店することとし、銃器所持の許可を持っている者についても、31日午後8時から翌1月1日午前5時までは、公共の場での銃器の所持を禁じる。
(6)ダッカ大学関係者以外の者が同所付近を通行する際は、「高等裁判所-ドエル・チャットル-ショヒド・ミナール-パラシ」のルートを通行することを推奨する。
2.報道によれば、警察当局は、これらの措置は、特定の脅威情報に対応するものではないとしており、屋内での行事などは規制の対象に含めていません。また、別の報道によれば、警察当局は27日にダッカ市内にて逮捕されたJMB要員が大晦日にテロ攻撃を計画していた旨を発表しており、十分な警戒が必要です。
つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、31日午後8時以降翌1月1日午前8時までは外出を控え、特にホテル及びクラブには立ち入らないようにして下さい。また、出張中等の事情でホテルに宿泊中の邦人の皆様におかれましては、同期間中は居室内に留まり、ロビー、レストラン、宴会場、会議場等の公共スペースへの立入り・接近を避けるようお願いします。さらに、上記期間以外においても、すでに累次のお知らせのとおり、不要不急の外出は控え、攻撃の標的となる可能性のある政府機関、警察等治安当局及びその関連施設、宗教関連行事・施設等にはできる限り近づかず、外国人が多く利用する施設や、人が多く集まるレストラン、ホテル、空港等の施設を利用する際には十分な注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる等、自らの安全確保に努めてください。
なお、異常事態に遭遇した場合は、大使館までお知らせください。
3.年末年始における当館休館日については、当館ホームページをご参照ください。
https://www.bd.emb-japan.go.jp/itpr_ja/general.html
【通報先】
○執務時間内(日~木曜日 9:00~17:45)
大使館(代表)880-2-984-0010
○執務時間外(日~木曜日の上記時間以外並びに金・土曜日及び祝日)
緊急電話 0961-1886753 (了)