安全情報
令和5年6月1日
バングラデシュでのデング熱患者の増加に伴う注意喚起
最近、当地でデング熱患者数が増加傾向にありますので、当地に滞在されている邦人の皆様におかれましては、肌の露出を少なくしたり、虫除けスプレーを使用したりするなどして防蚊対策を徹底し、くれぐれもご注意ください。
当地では、例年9月頃(昨年は例外的に10月)にデング熱患者数がピークを迎えますが、今年は、5月のデング熱患者数が1036例登録されており、比較的多かった昨年同期の163例と比べ、約6倍に増えており、例年よりも早い時期に大流行することが懸念されています。デング熱や、重症化したデング出血熱には現在、決定的な治療法がないため、感染しないこと、つまりは「予防」が第一となります。
デング熱ウイルスは、ネッタイシマカやヒトスジシマカと呼ばれるヤブ蚊によって媒介されるため、防蚊対策が重要です。この種類の蚊は、通常よく見られるイエカと違い、夜間ではなく昼間の時間帯に吸血行動が活発になります。ヤブ蚊類は草むらだけでなく、人家周辺も活動範囲となりますので、長袖・長ズボンなどで肌の露出を少なくすることや、虫除けスプレーを使用することなどの対策が効果的です。
また、家屋周辺にある水たまり(例えば植木鉢の水受け、空き缶など)に産卵・孵化するとされていますので、そのような水たまりを撤去するなどの環境整備も大切です。
DFHSによる日刊のデング熱プレス・リリース(ベンガル語)
https://old.dghs.gov.bd/index.php/bd/home/5200-daily-dengue-status-report
当地では、例年9月頃(昨年は例外的に10月)にデング熱患者数がピークを迎えますが、今年は、5月のデング熱患者数が1036例登録されており、比較的多かった昨年同期の163例と比べ、約6倍に増えており、例年よりも早い時期に大流行することが懸念されています。デング熱や、重症化したデング出血熱には現在、決定的な治療法がないため、感染しないこと、つまりは「予防」が第一となります。
デング熱ウイルスは、ネッタイシマカやヒトスジシマカと呼ばれるヤブ蚊によって媒介されるため、防蚊対策が重要です。この種類の蚊は、通常よく見られるイエカと違い、夜間ではなく昼間の時間帯に吸血行動が活発になります。ヤブ蚊類は草むらだけでなく、人家周辺も活動範囲となりますので、長袖・長ズボンなどで肌の露出を少なくすることや、虫除けスプレーを使用することなどの対策が効果的です。
また、家屋周辺にある水たまり(例えば植木鉢の水受け、空き缶など)に産卵・孵化するとされていますので、そのような水たまりを撤去するなどの環境整備も大切です。
DFHSによる日刊のデング熱プレス・リリース(ベンガル語)
https://old.dghs.gov.bd/index.php/bd/home/5200-daily-dengue-status-report