安全情報

令和4年3月31日

ラマダン月に関する注意喚起(4月3日頃から5月3日頃まで)

ポイント:
 ラマダン月が始まります。3月18日付で外務省が発出している海外安全情報(広域情報)「ラマダン月に関する注意喚起」を改めてご確認いただくとともに、安全確保のため十分な注意を払ってください。
 
本文:
 バングラデシュでは、4月3日(日)の開始が有力とされており、4月3日(日)頃から5月3日(火)頃までの予定です。
 近年、ラマダン月やその前後には世界中で多くのテロ事件が発生しており、バングラデシュでは、2016年7月に、邦人を含む多数の外国人が犠牲となるテロ事件も発生しています。
 金曜日はイスラム教徒の集団礼拝日であり、同テロ事件もラマダン月最後の金曜日に発生しましたので、特に注意する必要があります。
 
 詳細については、3月18日付の海外安全情報(広域情報)「ラマダン月に関する注意喚起」をご確認ください。
 https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C027.html
 
 また、報道によると、バングラデシュ民族主義党(BNP)は、ラマダン開始の前日である4月2日(土)午前10時から午後3時ころまでの間、生活必需品等の価格上昇に抗議する目的で、ハンガーストライキをナヤパルタン地区のBNP中央事務所前において実施すると発表しております。
 
 現時点で、上述の抗議活動がどれくらいの規模になるかは不明ですが、抗議者と警察との衝突が発生する恐れもあります。
 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、報道などから最新の関連情報を入手するとともに、不測の事態に巻き込まれないよう、不特定多数の人が集まる場所はなるべく避け、デモ・集会等に遭遇した場合にはすぐにその場から退避するなど自らの安全確保に努めてください。
 なお、異常事態に遭遇した場合は、速やかに大使館までご連絡ください。