バングラデシュ国内大学における中央学生自治会役員選挙等に伴う注意喚起

令和7年9月4日
1 来年2月にも実施が想定される総選挙を見据え、様々な政治勢力による示威・妨害行為やそれに対する抗議活動が活発に行われる中、バングラデシュ国内の大学の内外においても、様々な混乱や衝突が生じています。8月末には、チッタゴン大学では、付近住民との暴力的な衝突が発生し、数百名が負傷しました。また、複数の大学において、学生の抗議行動等により構内が一時封鎖された事案が生じています。
 
2 特に、9月上旬から10月にかけて予定される国内国立大学の中央学生自治会役員選挙(ダッカ大学:9/9予定、ジャハンギルノゴル大学:9/11予定、ラジシャヒ大学:9/25予定、チッタゴン大学:10/12予定等)には注意が必要です。これら選挙を契機として、今後の情勢次第では、大学構内のみならず、敷地外においても、集会・デモ等による混乱や衝突が発生する可能性があります。
 
3 在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、役員選挙が予定されているこれらの大学又はその付近にみだりに近寄ることがないよう留意願います。万が一、デモや暴動などの異常事態に遭遇した場合は、直ちにその場を離れ、自らの安全を確保した上で、大使館まで御一報ください。