日・バングラデシュ外交関係樹立50周年に際しての岸田総理大臣によるビデオメッセージ

令和4年2月10日
日・バングラデシュ外交関係樹立50周年に際しての岸田総理大臣によるビデオメッセージ
 1972年2月10日、日本はバングラデシュを国家承認し、外交関係を結びました。本年2月10日は、その日から50年目を迎える記念すべき日となります。この記念すべき日に際し、岸田文雄内閣総理大臣はお祝いのビデオメッセージを寄せました。なお、本ビデオメッセージは、本年2月8日に当地で開催された「日・バングラデシュ外交関係樹立50周年記念式典」 においても放映されました。

1 岸田総理大臣は、ビデオメッセージにおいて、この記念すべき日をハシナ首相、バングラデシュ国民の皆様とともにお祝いできることを大変嬉しく思うと述べた上で、今日、日本とバングラデシュは、これまでになく親密な関係にあり、これは、民間・草の根レベルも含めた幅広い交流が進められてきた結果であると述べました。また、岸田総理大臣は、両国のよく似た国旗は、日本とバングラデシュの特別な関係を象徴していると述べました。

2 岸田総理大臣は、外務大臣としてバングラデシュを訪問した2014年に発表した「包括的パートナーシップ」が近年更に戦略的なものに発展しているとして、「ベンガル湾産業成長地帯」構想の下でのインフラプロジェクトや両国の経済関係の進展、新型コロナ感染拡大に対する協力について述べました。更に、岸田総理大臣は、バングラデシュは「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた重要なパートナーであり、この節目の年に二国間関係を新たな高みへと引き上げるために、ハシナ首相を始めとするバングラデシュの人々と一層協力していく決意を表明しました。

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