バックナンバーはこちら
==================================
日本・バングラデシュ交流メールマガジン(第44号・2005/10/20)
―日本とバングラデシュの橋渡しのために―
==================================
□ 目次 □
【1】堀口大使メッセージ「再び観光振興について(モハスタンを見て)」
【2】最近の日本・バングラデシュ関係
[これから]
●日バ国際美術交流展(10月20日〜26日・ダッカ)
●ダッカ日本人学校創立30周年記念行事(10月21日・ダッカ)
●PRSP時代の技術協力に関するJICA専門家定例会(10月23日・ダッカ)
●HIV&AIDS問題に関する開発援助勉強会(10月27日・ダッカ)
[これまで]
●テレビ会議システムによる小学校交流(10月19日・宜野湾/ダッカ)
[おしらせ]
●日本企業支援ウェブサイト立ち上げ
●海外における日本食の普及と安全・安心の確保に関する情報の募集
●国際子供絵画大会2005
【3】特別寄稿「チッタゴン輸出加工区への投資」
(オプ・シード株式会社常務取締役:松尾泰文氏)
【4】編集後記
【1】堀口大使メッセージ「再び観光振興について(モハスタンを見て)」
先週末の10月14日、モハスタンの仏教遺跡を訪ねました。ダッカを出てガジ
プールからタンガイルに抜ける道路はなかなか終わらない工事でいつも難儀し
ていましたが、ようやく今年4月完成し、大変立派になっていました。この完
成で、ガジプールからタンガイルを経てジャムナ橋に至る全道路が円借款によ
るものとなり、日本国民として日本がバングラデシュの国造りに貢献している
のを見ることはうれしいことです。
この道路の完成で、当日が金曜日だったせいもあり、ダッカからジャムナ橋ま
で2時間で着き、さらにモハスタンまで1時間半で着くことができました。
モハスタンには広大な地域に仏教遺跡が点在していますが、先ず目に入るのは
高さ4メートルはある城壁で、長さは1.5キロ×1キロある由です。城壁の中
にはかつてはヒンドゥー、仏教、イスラムの建築物があったのでしょうが、今
は畑が広がっています。
次に、モハスタンの観光ポスターでよく見る小高い丘のバショルゴール(ゴ
クール・メ−ル)は、シバ寺院のあったところに7世紀になって仏教寺院が建
てられた由ですが、現在残っている遺跡からは昔の構築物を想像することは困
難であり、これ以上の「風化」を避けるには速やかな保護が必要に見えまし
た。
そこから5〜6キロはなれたところには、ヴァシュ・ビハールという僧院跡が
あり、7世紀玄奘が尋ねたときは700名の僧侶が生活していたそうです。規模
こそ小さいもののナーランダ学院と同様の構造で、残っているレンガ造りの構
築物のエッジの鋭さが印象的でした。
この遺跡周辺は、観光客も土地の人も殆どいなかったこともあり、静寂さにつ
つまれ、しばし千数百年前の仏僧達の生活に思いをはせることができました。
最後にモハスタンの博物館を見ました。案内書によれば、規模は小さいが国内
の中では内容が充実しているとありましたが、展示物も説明もかなり見劣りが
し、照明も暗く、コインなど輪郭しか分別できない程でした。
さらに、つい最近、入館料がバングラデシュ人は2タカのままですが、外国人
はなんと2タカから100タカに引き上げられ、博物館の前のゴビンダ・ヒン
ドゥー寺院跡地の見学にはさらに20タカの拝観料が必要となりました。
バングラデシュの観光振興のためには、先ず観光地の宣伝、遺跡など観光資源
の保護、博物館の展示品の解説の充実、絵葉書などの出版、照明の改善、トイ
レの整備、遺跡までのアクセス道路の改善などにより、観光地を魅力あるもの
にすることが必要かと思われます。
これらの改善に必要な資金は観光開発の総合的な計画を先ず作り、それに基づ
いて援助国ないし国際機関に要請すべきものと思われます。
これら総合的な計画のないまま、真先に外国人向け入館料をバングラデシュ人
の50倍にすることでは、より多くの外国人観光客を呼び、バングラデシュの実
態を知ってもらうことによってバングラデシュのイメージ改善を図るとの観光
振興の目的を達成することは難しく、むしろ逆効果になりかねません。
近いうちに政府関係当局による見直しと指導をお願いしたいと考えています。
(バックナンバー)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/mailMagazine/index.html
(小冊子「日本とバングラデシュの橋渡しのために」)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/pdf/merumagabook.pdf
【2】最近の日本・バングラデシュ関係
[これから]
●日バ国際美術交流展(10月20日〜26日・ダッカ)
10名の日本人芸術家と10名のバングラデシュ人芸術家が作品を展示する、日バ
国際美術交流展「Bridge of Friendship(友好の橋)」が、ダッカのベンガル
ギャラリーで10月20日から26日まで開催されます。
20日11時半から行われた開会式ではラーマン文化大臣、日本から白木俊之筑波
大学名誉教授他が出席し、堀口大使は、この美術交流展が両国民の既存の友好
関係をさらに強化することを望むと挨拶しました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/en/embassy/speeches/sp_bridge201005.html
お問い合わせは大使館またはベンガルギャラリーまで。
(大使館)
電話(880-2)881-0087、FAX(880-2)882-6737
information@embjp.accesstel.net
(ベンガルギャラリー)
Bengal Gallery of Fine Arts, Bengal Shilpalaya
House 275/F, Road 27 (Old)
Dhanmondi R/A, Dhaka-1209
電話(880-2)812-3115、911-3115、FAX(880-2)914-6111
http://www.bengalfoundation.com/gallery/
●ダッカ日本人学校創立30周年記念行事(10月21日・ダッカ)
ダッカ日本人学校は1975(昭和55)年10月20日に創立され、本年で30周年を迎
えます。これを記念して、例年行っている学習発表会にあわせ、10月21日
(金)9時よりダッカ日本人学校にて創立30周年記念行事を行うこととなりま
した。プログラムは以下のとおりです。
9:00〜 9:30 第1部・記念式典
9:30〜 9:40 休憩
9:40〜12:10 第2部・学習発表会
12:10〜12:20 記念写真撮影
お問い合わせはダッカ日本人学校まで。
http://www.jsdhaka.com/
●PRSP時代の技術協力に関するJICA専門家定例会(10月23日・ダッカ)
10月23日(日)午後5時より、JICAバングラデシュ事務所会議室において、
「Whither Technical Cooperation?―バングラデシュでPRSP(貧困削減戦略
文書)時代の技術協力を考える」と題したセミナーが開催され、JICA企画調査
員の萩原烈氏による報告及び参加者による討論が行われます。
具体的には、萩原氏自身が企画されたJICAベトナム事務所とのタイアップ、
南々協力あるいはミニ第三国研修の例を挙げて報告する予定です。なお、内容
に関しては、変更の可能性もある旨、事前にご了承ください。
お問い合わせはJICAバングラデシュ事務所まで。
Tel +880-2-9891897,9891899,9891972
Fax +880-2-9891689,9891753
http://www.jica.go.jp/bangladesh/
●HIV&AIDS問題に関する開発援助勉強会(10月27日・ダッカ)
10月27日(木)午後5時より、「バングラデシュのHIV&AIDS問題の現状と課題
―UNICEFの経験から―」とのテーマで、第27回バングラデシュ開発援助勉強会
を
大使館で開催します。
昨年末のバングラデシュ政府公式発表では、HIV推定感染者数は約8,000人、感
染率は0.01%未満で、同年末時点の政府公表の感染報告者数は465人とされて
おり、バングラデシュは、感染率の低い国、所謂"Low Prevalence Country"と
みなされています。従って、政府や一般社会の危機感や取り組みに対する優先
度は未だ低い傾向にあります。
しかし、本当にバングラデシュの社会はHIVの影響をほとんど受けていないの
でしょうか?HIVの問題には、貧困、男女差別、宗教―文化的要因、知識不
足、機会不均等、迷信、偏見等さまざまな社会的要素が複雑に絡んでいます。
多くの社会的難題を抱えるバングラデシュにおけるHIVの現状と課題につい
て、当地UNICEF事務所で数年来本件担当として活躍されている2名の邦人職員
から、ビデオを交えてプレゼンテーションいただいた後、出席者の皆様と議論
を行いたいと思います。
ご関心ある方はどなたでも参加を歓迎しますので、皆様お誘い合わせの上お気
軽にお越しください。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
日 時:2005年10月27日(木)午後5時〜午後7時
場 所:在バングラデシュ日本大使館 3階会議室
Plot 5&7 Dutabash Road, Baridhara, Dhaka
Tel. 02-8810087(担当:吉田)
発表者:平野明子(UNICEFバングラデシュ事務所・
HIVプロジェクトオフィサー)
杉みちる(同事務所・HIV&AIDS予防プロジェクトオフィサー)
テーマ:バングラデシュのHIV&AIDS問題の現状と課題―UNICEFの経験から―
連絡先:出席ご希望の方はできる限り前日までに以下にご連絡ください。
日本大使館 吉田
akemi.yoshida@mofa.go.jp
tel 02-8810087
fax 02-8826737
過去の開発援助勉強会の記録・資料は次のウェブサイトに掲載しています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/bdmodel/benkyokai.html
[これまで]
●テレビ会議システムによる小学校交流(10月19日・宜野湾/ダッカ)
19日、沖縄県宜野湾市立志真志小学校と当地の小学校3校18名との交流プログ
ラムがJICAバングラデシュ事務所のテレビ会議システムを通じて実施されまし
た。
それぞれの小学生がお互いの文化や学校について説明したり、歌を歌ったり、
また生活事情や将来の夢等について質問しあったりと、3時間近くのプログラ
ムでしたが大いに盛り上がり、その模様は当地のテレビニュースでも放映され
ました。
このプログラムは、今年の夏にJICAが実施する「教師海外研修」に参加した志
真志小学校の先生の発案によるもので、子供達の相互理解、開発教育の視点か
らも非常に有益でした。
(JICAバングラデシュ事務所)
http://www.jica.go.jp/bangladesh/
[おしらせ]
●日本企業支援ウェブサイト立ち上げ
当館では、日本企業支援ウェブサイトを立ち上げました。バングラデシュに関
する基本情報、日本・バングラデシュ関係情報、日本企業支援窓口連絡先等を
掲載しておりますので、是非ご覧ください。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/business/index.html
●海外における日本食の普及と安全・安心の確保に関する情報の募集
現在、健康志向や日本の生活スタイルの人気の高まりを背景に、海外において
日本食が大変な人気となり、日本料理店が世界中で数多く展開されているだけ
でなく、各国料理においてもその技法や食材が取り入れられ、日本に対する海
外のイメージの改善に寄与しています。
このような日本食ブームを背景にして、知的財産戦略本部(本部長:小泉内閣
総理大臣)においては、「コンテンツ専門調査会日本ブランド・ワーキング
ループ」が開催され、同グループの報告書「日本ブランド戦略の推進」をう
け、「知的財産推進計画2005」においては、優れた日本の食文化を評価し、発
展させること、また日本食に関する正しい知識や技術を広く普及し、海外展開
を積極的に行うことが明記されました。
また、食文化の普及に関する民間の取組である「食文化研究推進懇談会」(会
長:茂木友三郎 キッコーマン株式会社会長)がとりまとめた報告書において
は、日本食ブームを受けた日本料理店の増加に伴い、料理人側の生魚の取り扱
いについて知識が不足するケースも見受けられ、衛生面での対策が必要である
ことが指摘されており、これを受けて、知的財産戦略本部では、海外の日本食
の安全・安心についてどのような衛生上の問題があるか、情報や御意見を募集
しています。
詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/culture/topics/j_food.html
(知的財産戦略推進本部ホームページ)
http://www.ipr.go.jp/pub_comment.html
●国際子供絵画大会2005
ガンダリア・キショラヤ・カチ・カンチャル・メラ(ガンダリア青少年委員
会)は、当地の携帯電話会社グラミン・フォンの後援により、「グラミン・
フォン・ザイヌル・カムルル国際子供絵画大会2005(GrameenPhone
Zainul-Qamrul International Children's Painting Competition-2005)」に
参加する子供たちを募集しています。
前回の2003年大会では23カ国の子供たちが参加し、全部で84個のメダルのうち
2つの金メダルと28個の銀メダル・銅メダルが外国の子供たちに授与されまし
た。
参加資格は3歳から16歳の国内外の子供であること、応募締切は12月31日必着
です。来年2月上旬に3日間の日程で展覧会と表彰式がバングラデシュ・シル
ポコラ・アカデミーで行われます。
詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.gp-zainul-qamrul.com
【3】特別寄稿「チッタゴン輸出加工区への投資」
(オプ・シード株式会社常務取締役:松尾泰文氏)
当社は当国では非常に珍しい電子部品の分野での生産を行っています。当社の
事業を紹介させて頂きますと、会社名のオプ・シードは「OPTO=光の種」に示
されますように、光を媒体とした事業を展開しています。事業の1つは、発光
ダイオード(略してLEDと呼ばれます)技術を応用した製品の生産で、具体的
な製品として、携帯電話端末用の液晶バックライト、鉄道用行先表示器、イル
ミネーション・ランプ等が挙げられます。またLEDを使用したもう1つの事業
として、飲料及びタバコの自動販売機の押しボタンや表示部の部品の製造をし
ています。当社は自動販売機では国内マーケット市場の約90%を占有してお
り、バングラデシュ工場ではこの内70%以上を生産しています。
当社は1997年にチッタゴン市にある輸出加工区(EPZ)への進出を決定をした
後、1998年には「携帯電話端末のキーパッド用バックライト」の生産を開始
1999年には「自動販売機用の押しボタン・ユニット」の生産に着手、更に2004
年には「チップLEDランプ」の生産を開始しています。そして、2005年には新
会社「OP-SEED(BD) Device」を設立し、現在は2006年に生産開始予定のチッ
プLEDの専門工場を隣接地に建設中です。
現在の工場概要は、資本金59万ドル(約7千万円)、投資総額1千万ドル(約
11億円)、工場敷地面積16,358?u(5,000坪)、工場床面積8,850?u(約2,700
坪)、人員としては、現地スタッフ935名、日本人スタッフ6名の体制です。
バングラデシュに投資した理由は4つあります。まず1つ目は、バングラデ
シュは、タイ・ベトナムなどの東南アジア諸国また今や世界の工場と呼ばれる
中国と比較しても、競争力のある労働力が豊富に得られること、次に、投下資
本・配当の送金の自由が確保されており、またEPZに進出した場合は10年間の
タックス・ホリデーと呼ばれる優遇税制措置を受けられること、更に、EPZ内
では労働組合の結成が禁止されており安定的な操業が見込まれること、最後
に、当国は独立以来、日本と非常に親密かつ良好な関係を維持しており、親日
国であることが挙げられます。この4つが当国に投資する上でのインセンティ
ブであったと言えるでしょう。
そして、当地で操業を開始して良い点として気づいた事がありました。まず1
つ目に、一般的に非常に視力が高く、検査能力に秀でていること、2つ目に、
手先が器用で精密な仕事ができること、3つ目に、機械設備の操作に興味があ
り習熟が速いこと、4つ目に、特に女性労働者は勤勉で作業に集中できること
や作業の決まりを守れること(当社は中国にて委託加工の形で一部生産してい
ますが、中国と比較して作業スピードには劣るものの、品質においては凌駕し
ています)、最後に、管理職の殆んどが英語を話すまたは日本語の習得意欲が
あり、コミュニケーションが容易で本社からの技術指導の出張者とも意思の疎
通が図れることが挙げられます。この様に良質の労働力を得て、これまでは致
命的な品質的な問題も発生もなく操業を続けてきました。
こう述べてまいりますと、投資には最適な環境と思われるかもしれませんが、
インフラ、環境等の問題点も発生しています。インフラ未整備という点では、
特に電子産業の場合は不安定な電力供給が問題です。先にも述べましたよう
に、当社は電子部品製造のカテゴリーに属しておりコンピューター制御の機械
を多数使って生産していますが、電圧変動・瞬間停電の発生は、設備へのダ
メージを与え修理・設備保守等の経費がかかる、また設備稼働率の低下を招く
大きな原因となっています。次に、給水事情も深刻です。この問題は当社ばか
りではなく、チッタゴンEPZにある各社が抱えている問題です。当社において
は、断水状態が6ヶ月も続いています。井戸を掘りトイレの水は確保していま
すが、食事後の手洗いも満足にできず品質への影響が懸念されています。
環境の面では3つの問題点があります。まずは、地理的条件によりますが、物
流コストが高くかつリードタイムが長いことがあります。船便で通常30日間、
早くても21日間のリードタイムを所要し、受注から出荷までの管理に負担がか
かることです。次に、女性従業員の深夜作業の制限があることです。
中国を始めタイ・ベトナムでは女性の深夜労働が可能で、投資対効果の意味か
らも大きなメリットがあります。今後、更にバングラデシュにおける国際競争
力を高める上からも、一定の女性深夜労働の管理基準を制定し、女性の深夜労
働の環境が整備されれば有り難く思います。最後に、労働組合導入後の問題が
あります。バングラデシュ輸出加工区庁(BEPZA)における労働組合導入認可
後(現在は労働者代表福祉委員会の段階でありますが)、チッタゴンのEPZで
も散発的な騒動が発生しております。残念なことに当社でも騒動が発生し、
EPZ関係者の調停により解決しましたが、今後の波及・拡大による操業阻害が
懸念されます。
厳しい事を述べてまいりましたが、当社は、設備投資及び製造技術移転につい
ても、積極的かつ継続的に実施しています。また現地スタッフやワーカーも、
技術や管理手法の習得に積極的に励んでいます。
先程、LED専門の新工場建設の話をしましたが、この工場建設に際し当初タイ
が候補に挙がり、視察を繰り返した結果、操業以来の現地スタッフの頑張り、
実績、そしてEPZ関係者のご協力を顧みて、この地でもうひとつやってみよう
じゃないかと当地での建設を決定したという裏話があります。
バングラデシュは資源が非常に少ないと言われますが、このような良質の労働
力という資源があると思います。労働者が安心して生活できる住環境・職場環
境をつくり、インフラ整備を改善・促進していくことがこの国の発展につなが
るものと確信します。まだまだ小さな力でありますが、この努力がバングラデ
シュにおけるハイテク産業の種となり大きく育つことを希望してやみません。
バングラデシュ・ビジネス・フォーラムでの松尾氏のプレゼンテーション資料
は次のウェブサイトに掲載されています。
http://www.jetro.go.jp/bangladesh/eng/ppt/Success_story_Japanese_Investment.ppt
株式会社光波(=本社)のウェブサイトは次の通りです。
http://www.koha.co.jp/
【4】編集後記
日バ国際美術交流展の開会式に行ってきました。日本からいらした筑波大学名
誉教授の白木教授は、これまでに何人ものバングラデシュ人留学生を受け入れ
てこられ、一番最初のバングラデシュ人留学生は現国立博物館館長のホック教
授だそうです。また、客員教授として1年間ダッカ大学で教鞭を執られたこと
もあり、バングラデシュとは長いお付き合いだそうです。白木教授は、今回の
展覧会に墨とアクリル絵の具と貝殻の粉を用いて描かれた桜の木の絵を数点出
品されていました。美しい桜の絵を見て、日本の良さを改めて実感しました。
展覧会は26日まで開催されていますので、皆さんも是非一度足を運んでみては
いかがでしょうか。
(在バングラデシュ日本国大使館広報文化班 飴谷貴信)
=============================================================
●本メールマガジンは、当地在留邦人の皆様及び希望者に送付しております。
本メールマガジンの配信開始・変更・中止のご希望がありましたら、編集部ま
でご連絡いただければ幸いです。
●本メールマガジンに対するご意見・ご感想、日本・バングラデシュ間の各種
交流事業等今後掲載する記事・情報に関するご示唆等をお待ちしております。
また、本メールマガジンの特別寄稿を執筆頂ける方を(自薦・他薦とも)募集
しております。お気軽に編集部までご連絡いただければ幸いです。
●バックナンバーは次のウェブサイトにてご覧になれます。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/mailMagazine/index.html
●編集部のメールアドレスは次の通りです(担当:永瀬・飴谷)。
mail@embjp.accesstel.net
発行:在バングラデシュ日本国大使館
Embassy of Japan in Bangladesh
Plot#5&7, Dutabash Road, Baridhara, Dhaka, Bangladesh
電話(880-2)881-0087
FAX(880-2)882-6737
http://www.bd.emb-japan.go.jp
|