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日本語の最新号及びバックナンバー


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日本・バングラデシュ交流メールマガジン (第 18 号・ 2004/10/14 )
? 日本とバングラデシュの橋渡しのために ?
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□ 目次 □

【1】堀口大使メッセージ「パドマ橋建設協力と民主化支援」

【2】最近の日本・バングラデシュ関係

[これから]
● バングラデシュ・アパレル展( 10 月 25 〜 27 日・東京)
● バングラデシュ砒素対策報告会( 10 月 29 日・東京)
● 南アジア5カ国演劇コラボレーション( 11 月下旬から・東京他)

[これまで]
● バングラデシュ警察幹部研修( 10 月2〜 14 日・東京・静岡等)
● 「日本と世銀のパートナーシップ」セミナー( 10 月8日・東京・ダッカ)
●JICA 帰国研修生同窓会年次総会( 10 月8日・ダッカ)
● 平成 16 年度南西アジア・中東元日本留学者の集い( 10 月3〜9日・東京)
● 廃棄物処理に関する住民の意識向上キャンペーン( 10 月7日・ダッカ)
● ダッカ大学・日本国際協力財団奨学金授与式( 10 月4日・ダッカ)
● バングラデシュ AOTS 同窓会セミナー( 10 月2〜3日・ダッカ)
● ダッカ日本商工会による洪水被災者への寄付(9月 15 日・ダッカ)

[おしらせ]
● 電子政府利用促進週間「在留届をインターネットで届け出よう」

【3】特別寄稿「校歌」

(ダッカ日本人学校校長:浅井克悦氏)

【4】バングラデシュ案内・第 14 回「プラネタリウム訪問」


【1】堀口大使メッセージ「パドマ橋建設協力と民主化支援」

バングラデシュが独立する以前から、日本は当国の国造りに必要な人材養成のため、広範な協力を続けてきました。 1955 年以来現在までに JICA 研修のため日本を訪れたバングラデシュ人の数は 4000 人を超えています。先日、ある席で会った当国の閣僚の一人にその数字を話したら、目を丸くして驚いていました。

先般もこのコラムで取り上げたパドマ橋について、現在も JICA 専門家が建設に必要な調査のため熱心に作業しています。本年3月に架橋地点をマワとジャンジラ間に絞り込んだ後、フィージビリティー・スタディーの作成に入り、9月末に中間報告が発表されました。

同報告では橋の全長は 5.58 キロとジャムナ橋を上回ること、また、橋の形状はサスペンションをいくつかつないだ、美しいエクストラドーズ型とすることなどが決まりました。

この方式によれば、橋脚と橋脚の間の距離を、ジャムナ橋の 100 メートルに対し、2倍近い 180 メートルに延ばすことができ、口径 30 メートル、長さ約 100 メートルの橋脚数を減らすことにより、コストを大幅に少なくすることができるそうです。

橋とアプローチ道路の建設に伴う「社会環境および住民移転スタディー」は未だ作成中ですが、移転対象となる住民を強制的にではなく、あくまで納得ベースで移転して貰うべく、彼らをジャムナ橋建設の時に移転を余儀なくされた住民たちと直接会わせ、住民同士でいろいろな懸念をぶつけ、納得して貰う機会を今回初めて設ける予定の由です。

民主主義が未だ十分に育っていないバングラデシュにおいて、 JICA が進めるこのような対話は、民主主義教育という見地から画期的なものがあります。

一部のドナーは、当国のできるだけ早い民主化を願うあまり、ときおり声高に民主化を求めたりしますが、識字率が約半分といわれる開発途上国において民主主義の実現を求めるには、いろいろな工夫があってしかるべきかと思います。

そのような見地から、上記の JICA 専門家が勧める住民同志の対話による問題の解決方式は、民主主義がどのようなものか必ずしも明らかでないバングラデシュの国民に対し、なるほどこれが民主主義というものかを理解して貰う上で最適の方式のように思われます。

JICA の専門家が橋の建設に協力する過程で、民主主義の実物教育も併せ行うと言うことは、誠に素晴らしい試みです。この住民同士の対話が行われる時には、報道陣にも大勢入って貰って、是非とも国民に広く伝えて欲しいものです。

また、他のドナーにも日本的な民主化支援方法があることについて理解して貰えるとともに、他の方法について工夫して貰える良い機会となるのではないかと期待しています。


【2】最近の日本・バングラデシュ関係

[これから]

● バングラデシュ・アパレル展( 10 月 25 〜 27 日・東京)

10 月 25 日(月)〜 27 日(水)の3日間、東京のジェトロ赤坂展示場にて、バングラデシュ縫製品産業・輸出業協会 (BGMEA) 、南アジア企業開発ファシリティ (SEDF) の主催、バングラデシュ大使館、ジェトロ、日本繊維輸入組合の後援で、バングラデシュ・アパレル展が開催されます。セミナー、ファッションショー、展示商談会等が行われる予定です。
http://www.jtia.or.jp/osirase/bangladeshapa.htm

● バングラデシュ砒素対策報告会( 10 月 29 日・東京)

10 月 29 日(金)午後7〜9時、東京・文京シビックホールにて、アジア砒素ネットワーク( AAN )によるバングラデシュ砒素対策報告会「バングラデシュ人スタッフが考える今後の砒素対策」が開催されます。現地ジェソール事務所長の高橋麻子氏による報告会の後、バングラデシュ北西部に伝わる民衆芸能「ゴンビラ」の旋律にあわせて、砒素についてのメッセージをうたった AAN オリジナル啓発劇のビデオが上映されます。詳細は次のウェブサイトの 10 月 29 日をご覧下さい。
http://www.asia-arsenic.jp/modules/piCal/

1993 年、バングラデシュ農村部では最も一般的な飲料水源である手押しポンプ式管井戸から砒素汚染が発見されましたが、未だ万全な解決策が見つかっていません。 AAN は、医療相談・水質分析・水供給・住民参加の4つの分野の現地スタッフを育てながら、総合的な対策を行っています。申し込み及びお問い合せは、 AAN 東京連絡所、担当・石山氏まで。
aantokyo@proof.ocn.ne.jp

● 南アジア5カ国演劇コラボレーション( 11 月下旬から・東京他)

11 月 25 日(木)〜 27 日(土)に東京、 12 月1日(水)・2日(木)に京都、 2005 年1月6日(木)・7日(金)にインドのデリーにて、壮大な旅の果てにムガル帝国を開いたバーブルの回想録をテーマに、バングラデシュ、インド、スリランカ、ネパール、パキスタンの気鋭の演出家、俳優、ダンサー、音楽家、映画作家が合同作品を発表します。
http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/news/0409/09-02.html

[これまで]

● バングラデシュ警察幹部研修( 10 月2〜 14 日・東京・静岡等)

10 月2〜 14 日、警察庁、クルナ・マイメイシン・ダッカ都市圏警察本部、ラピッド・アクション・バタリアン( RAB )の代表計5名が、日本の警察庁、警視庁、静岡県警、東京入管、府中刑務所等を訪問し、日本の警察制度(街頭犯罪対策、犯罪鑑識活動、交通安全教育など ) や地域警察活動(交番制度など)について研修を受けるために訪日しました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/en/news/pr/32presspolice021004.html

● 「日本と世銀のパートナーシップ」セミナー( 10 月8日・東京・ダッカ)

10 月8日、東京で日本の ODA50 周年事業の一環として外務省・財務省・世界銀行共催セミナー「日本と世界銀行のパートナーシップ」が開催されました。パネル討論には、国内から財務省、 JICA 国総研、北九州市、名古屋大学、また在外からベトナムとバングラデシュがそれぞれTV会議システムを利用して参加し、多様な立場からパートナーシップについての発表と意見交換が行われました。当地からは堀口大使が「援助協調とバングラデシュ・モデル」というテーマで以下の発表を行いました。

http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/bdmodel/041008speech.html

資料は以下でご覧になれます。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/bdmodel/pdf/041008wb_partnership_presentation.pdf

●JICA 帰国研修生同窓会年次総会( 10 月8日・ダッカ)

10 月8日、 JICA 帰国研修生同窓会の年次総会が開催されました。イスラム情報大臣、堀口大使、新井 JICA 事務所長他が出席し、堀口大使は以下のスピーチを行いました。

http://www.bd.emb-japan.go.jp/en/embassy/speeches/38sphjica081004.html
JICA 帰国研修生同窓会については以下のウェブサイトをご覧下さい。
http://www.jica.go.jp/english/alumni/index.html

● 平成 16 年度南西アジア・中東元日本留学者の集い( 10 月3〜9日・東京)

10 月3〜9日、南西アジア・中東 12 カ国の元日本留学者 38 名が、日本との絆の再確認、留学生会相互の交流強化等のため東京に招待され、当国からは、バングラデシュ日本留学同窓生協会( JUAAB )の会長、副会長ほか計4名が参加しました。

http://www.bd.emb-japan.go.jp/en/news/pr/33pressjuaab031004.html
バングラデシュ日本留学同窓生協会のウェブサイトは以下の通りです。
http://www.juaab.org

● 廃棄物処理に関する住民の意識向上キャンペーン( 10 月7日・ダッカ)

10 月7日、ミルプール・インドア・スタジアムにて、 JICA パイロットプロジェクト「クリーン・ミルプール第6地区」宣言集会が行われました。これは地域レベルで廃棄物処理に対する住民の意識向上を図るためのもので、コカ・ダッカ市長、ハッサン・ミルプール第6地区委員、新井 JICA 事務所長他が参加しました。堀口大使は以下の挨拶を行いました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/en/embassy/speeches/39sphcm071004.html

● ダッカ大学・日本国際協力財団奨学金授与式( 10 月4日・ダッカ)

10 月4日、ダッカ大学にてダッカ大学と日本国際協力財団間の協定に基づく第一回目の奨学金授与式が行われ、堀口大使は以下の挨拶を行いました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/en/embassy/speeches/37sphdujicf041004.html

この奨学金はダッカ大学の入学試験で優秀な成績を収めた学部1年生 20 名に対し、卒業までの間、年額約7万円を支給するものです。授与式にはファイズ学長をはじめとする大学幹部、学部長他関係者が出席し、大学側の関心の高さが伺われました。

● バングラデシュ AOTS 同窓会セミナー( 10 月2〜3日・ダッカ)

10 月2〜3日に、バングラデシュ海外技術者研修協会( AOTS )同窓会( BAAS )は World Network of Friendship ( WNF )との共催で、「品質と生産性向上に関する動機付け」と題するセミナーを開催しました。2日の開会式で堀口大使は主賓として以下のスピーチを行いました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/en/embassy/speeches/36sphbaas021004.html
(財)海外技術者研修協会 (AOTS) の詳細はウェブサイトをご覧下さい。
http://www.aots.or.jp
バングラデシュ海外技術者研修会同窓会( BAAS )の連絡先は以下の通りです。
baasaots@bangla.net

● ダッカ日本商工会による洪水被災者への寄付(9月 15 日・ダッカ)

ダッカ日本商工会は、地域社会に貢献する慈善事業の一環として特定非営利活動法人 シャプラニールを通じて 20 万タカ(約 40 万円)を洪水被災者の救援のために寄付しました。シャプラニールはマイメイシン、ナルシンディ、マニクゴンジ各県にて移動診療活動を実施し、のべ 12 万1千人の被災者に対して無料診療・医薬品の提供を行いました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/en/news/pr/skkflood150904.html

日本商工会は 1973 年にバングラデシュの発展に向けて貿易・経済協力を促進するために 1973 年に設立され、現在日本企業 23 社により構成されています。

[おしらせ]

● 電子政府利用促進週間「在留届をインターネットで届け出よう」

10 月1〜7日は総務省・全府省主催の「電子政府利用促進週間」です。

海外に3ヶ月以上滞在する場合には、最寄の日本国大使館または日本国総領事館等に在留届けをしていただく必要があります(旅券法第 16 条)。平成 15 年4月より、在留届を以下のウェブサイト(在留届電子届出システム「 ORR ネット」)からインターネットで届け出ることが可能となっています。この機会に是非ご利用下さい。
http://www,ezairyu.mofa.go.jp/

また、以下の総務省の電子政府・電子自治体キャンペーンサイト( 10 月 1 日(金)〜 11 月 30 日(火)まで利用可)ではオンラインで申請が出来る手続きの紹介を初め、広く一般の方々に電子政府・電子自治体の安全性・利便性を実体験できる様々なコンテンツが用意されています。
http://www.taiken.e-gov.go.jp/


【3】特別寄稿「校歌」(ダッカ日本人学校校長:浅井克悦氏)

淀の流れを汲み分けて、水の通い路いと繁く。煙は高く空を覆い、鷺洲の里は賑わえり。

東太湖の水受けて容々西に二十余里流れて止まぬ澱江の 浪路の末の澪標努力の潮我が領といそしむ健児千五百

1、2行目は四十数年前に卒業した小学校の校歌です。3、4行目は高校の校歌です。いずれも創立 100 年を越えた学校の校歌ですので、歌詞は時代を感じさせます。しかし、この二つの校歌については、今でも歌うことが出来ます。

ところが中学校の校歌は思い出せません。大学については恥ずかしながら、まともに授業に出席していませんでしたので思い出すことが出来ません。

なぜ思い出せるものと、思い出せないものがあるのか?何が違うのか?ふと考えてしまいます。

小学校は6年間歌い続けたし、高校は運動会や高校野球の応援で校歌を大声で歌いました。一方の中学校と大学ではあまり歌う機会がなかったし、ほとんど思い出として残っているものがありません。

多分、そのときの学校生活が充実していたかということも関連があるのかなと考えてしまいます。

確かにその高校は、勉強はともかく、政治色の強い学校でした。毎日友人とけんけんがくがくの議論を戦わせていました。きっと自分なりに青春を謳歌していたのでしょう。そのせいで大学にはいるのに大変苦労しました。

また自分が教師として勤務した中学校は4校(うち2校が管理職として)経験していますが断片は思い出せても、今歌えといって歌えないのが現状です。

それは、私が勤めていた東大阪市の中学校では校歌を歌うのは入学式と卒業式だけという現状があります。それでは覚えようにも覚えられないものです。広々と自然に恵まれ開けゆくベンガルの国バングラに今こそ始まる我が校のその名もダッカ日本人学校父母と希望を胸にここに来て元気な友にかこまれて徳をば智をば磨かんとその名もダッカ日本人学校世の中の移り変わりは常なるも若竹の如く清らかに万国の友と語らいて正しく伸ばそう我等の力を

この歌は、歌詞を読めば分かるとおりダッカ日本人学校校歌です。作詞・作曲は初代小山田大使の令夫人小山田淑子様です。本当にすばらしい歌だと思います。

この校歌は一生忘れることはないでしょう、ダッカ日本人学校では行事のあるごとにみんなで力の限り、元気よく歌っています。入学式に始まり、終業式、始業式、学習発表会と卒業式と続きます。それにダッカ日本人学校では、保護者の方の転勤等で年度途中に子どもが去っていくことがあります。そのお別れ会(年に数回あります)にも歌っています。

その時、校歌の途中で涙ぐむ子どもたちを何度となく見てきました。子どもたちにとってダッカ日本人学校校歌は単なる校歌ではなく、愛校心の象徴になっているのかなと思うことがあります。

この校歌に対しての大きな思い入れ、そしてそれとともに脳裏に浮かぶ、ダッカ日本人学校とダッカ生活が走馬燈のように思い出されるのでしょう。

私ばかりでなく、子どもたち、教師、そして同窓生そしてかつての派遣教員も忘れずにこの歌を歌うことが出来ると思います。それもただ単に、回数を多く歌ったからではなく、その時の情景とともに心の奥深くに刻み込まれているからです。

今、日本でダッカ日本人学校の同窓会を立ち上げようという動きもあります。まだ大規模では開かれていないようですが、もし同窓会が開かれたとき歌う歌は、広々と自然に恵まれ開けゆくベンガルの国バングラに今こそ始まる我が校のその名もダッカ日本人学校

だと思っています。いつまでもこの校歌がダッカの地で歌われ続けることを信じています。最後にこのようなすばらしい校歌を作詞、作曲していただいた小山田 淑子様に感謝し、今も元気にダッカの地で歌われていることを伝えたいものです。

ダッカ日本人学校のウェブサイトは以下の通りです。
http://www.ne.jp/asahi/japaneseschool/dhaka


【4】バングラデシュ案内・第 14 回「プラネタリウム訪問」

9月 27 日に一般公開が始まった Bhasani Novo Theatre に行ってきました。2つのチケット販売所の前には、入場券発売開始前から既に長蛇の列が出来ていました。並んで待ちましたが、私達の順番が来る前に売り切れてしまいました。結局次の回のチケットを入手することが出来ましたが、皆約3時間待ちでした。

プラネタリウムのドームの直径は 23 メートル、 275 名が観覧可能です。中央の映写機の後ろ側から座席が埋まりました。日本の「後藤光学」が納入した設備は素晴らしく、観客席からはプログラム開始前にも拘わらず、禁煙サインの後に映し出される後藤光学の文字、製品説明、スピーカーの作動確認などの度に、拍手と歓声がわき起こりました。

その後ダッカの全景がスクリーン全体に広がり、夕闇が訪れ、スクリーンが星でいっぱいになると、更に大きな歓声がわきました。観覧者が本当に喜んでプログラムに見入っているのが伝わってきて、とても楽しく観覧しました。

現在は2本立て1日4回の公開ですが、来場者数がこなれて来た段階で、時間毎にプログラムを決めて連続上映が行われます。現在プラネタリウムはベンガル語のみ、 IMAX の3D映像「アフリカ・セレンゲティ」は英語のみの上映ですが、プラネタリウムの英語版、バングラデシュ各地の名所などを紹介する「 Bangladesh 」というベンガル語プログラム、その他の IMAX 3Dフィルムも、今後上映される予定だそうです。

また、3Dアニメーション劇場、シミュレーター・アトラクション設備の導入も決まっているそうで、今後更なる内容の充実が期待できそうですね。

入り口のある1階には、韓国企業が納入した太陽系の惑星、地球から見える星座、黄道上の星座、日食・月食が起こる仕組み等の模型が展示されています。投影される3Dフィルムが巻き取られる様子がガラス越しに伺える部屋もあります。

この建物の設計はバングラデシュの建築家アリ・イマーム氏が担当しました。地下1階には約 100 台が収容可能な駐車場、未整備の展示スペース、フードコート等があり、地下2階には更に広いホールがあります。地下2階から階段を上がると事務所、講演会場などがありますが、複雑な作りで、自分が何階にいるのか分からなくなりました。

案内してくれた会計担当のシャムスッディン氏の事務所で休んでいると、事務所員の1人が「チケット7枚を都合するように頼まれたのですが」とやって来ました。きっと、ここで働いている人はみな知人・友人からチケットの事前確保を頼まれて大変なのでしょう。

12 億3千万円もの総工費を全てバングラデシュ政府が賄って建設されたこの施設が、国民のプライドとして、バングラデシュの人々の将来への夢や希望、愛国心を象徴する施設となる様な気がしてとても嬉しくなりました。

(大使館広報文化班・河野秀美)

□Bhasani Novo Theatre (プラネタリウム) □
住所: Bijoy Sarani, Tejgaon, Dhaka1215
電話: 811-0184 、 0155 、 0127 、 913-8806
休館日:日曜日
上映時間: 11 時、1時、3時、5時
(開演の1時間前から切符の発売開始、1名が入手可能な入場券は2枚まで)入場料金: 30 タカプログラム:ベンガル語・英語2本立て ○ プラネタリウム Mohashunnya Mohakashe 「無限の宇宙」(約 45 分) ○Africa the Serengeti (約 40 分)



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