20日,外務省は,ディナジプール県におけるイタリア人銃撃事件の発生を受け,
以下のとおりスポット情報を発出しましたので,お知らせいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜海外安全情報(スポット情報)〜
2015年11月20日
バングラデシュ:外国人襲撃事件の発生に伴う注意喚起
1 11月18日朝(現地時間),バングラデシュ北西ディナジプール県のバス・ターミナルで,イタリア人男性が何者かに銃で撃たれ,負傷しました。本件に関し,翌19日,「ISIL(イラク・レバントのイスラム国)バングラデシュ」との組織名で犯行声明が発出されました。
2 バングラデシュでは,10月3日,北西部のロングプール県において,邦人男性がオートバイに乗った者らにけん銃で撃たれ,殺害されたほか,9月28日,ダッカ市内において,イタリア人男性が同様の方法で殺害される事件が発生しました。また,10月24日には,ダッカ市内にあるイスラム教シーア派系の宗教施設付近で爆発が発生し,1名が死亡,100名以上が負傷しました。これらの事件について,「ISILバングラデシュ」との組織名で犯行声明が発出されたほか,ISILは,邦人殺害事件について,機関誌上で,ISILに属する組織が邦人を標的としたこと,引き続き日本を標的とする可能性を示唆しています。(10月4日付広域情報「バングラデシュにおける邦人殺害事件の発生に伴う注意喚起」等参照)
3 ついては,バングラデシュへの渡航・滞在を予定されている方は,不要不急の渡航は止めてください。渡航・滞在される場合は,上記情勢に留意の上,現地の最新の治安情勢について情報収集に努めるとともに,不要不急の外出は控える,早朝・夜間の外出は極力控える,日頃から行動パターンを常に変える,公共交通機関の利用はできる限り控え,狙われにくくする等,十分な安全対策を行い,不測の事態に巻き込まれないよう特別な注意を払ってください。また,標的となる可能性のある欧米関連施設,政府機関,警察等治安当局及びその関連施設,宗教関連行事・施設等にはできる限り近づかず,欧米系外国人が多く利用する施設や,人が多く集まるホテル,レストラン,空港等の施設を利用する際には十分な注意を払い,不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる等,自らの安全確保に努めてください。
バングラデシュ「危険情報」:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=012#ad-image-0
(問い合わせ先)
○外務省領事局領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)
(現地大使館連絡先)
○在バングラデシュ日本国大使館
住所:Plot No.5 & 7, Dutabash Road, Baridhara, Dhaka, Bangladesh
電話:(市外局番02) 984-0010
国外からは(国番号880)-2-984-0010
ファックス:(市外局番02)9841591
国外からは(国番号880)-2-9841591
ホームページ:http://www.bd.emb-japan.go.jp/index_j.html
|