1.報道によれば、本17日、最高裁判所はジャマティ・イスラミ(JI)党モジャヒィード幹事長に対する戦犯裁判の再審請求にかかる公聴会を実施し、明18日、再審請求の可否を決定する旨発表しました。既に、最高裁は同幹事長に対し死刑判決を言い渡しており、再審請求が拒否された場合、死刑判決が確定し、近日中に死刑が執行される可能性があります。
また、一部報道によれば、最高裁判所は、本17日に予定していたバングラデシュ民族主義者党チョードリー常任委員に対する公聴会を明18日に実施する旨報じています。
2.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、すでに累次のお知らせで、現下の治安情勢に鑑み、不要不急の外出は控えるようお願いしていますが、今後、状況次第では、JI党等による激しい抗議活動が実施され、政府側との衝突等により危険な状況が発生する可能性も排除できませんので、関連情報に注意するとともに、不測の事態に巻き込まれないよう、特に最高裁周辺をはじめ、不特定多数の人が集まる場所には不用意に近づかない、デモ・集会等に遭遇した場合にはすぐにその場から退避するなど自らの安全確保に努めてください。
なお、異常事態に遭遇された場合は、大使館までお知らせください。
【通報先】
○執務時間内(日〜木曜日 9:00〜17:45)
大使館(代表)880−2−984−0010
○執務時間外(金・土曜日及び祝日)
緊急電話 0961−1886753
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