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在バングラデシュ日本国大使館
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大使館発邦人安全情報
ニパウイルス感染症の流行に関する注意喚起
平成25年2月7日
在バングラデシュ日本大使館
現在、バングラデシュ国内のダッカ管区マイメンシン県、ラジバリ県、クルナ管区ジェナイダ県、ラジシャヒ管区ナオガオン県、ナトール県、パブナ県、ラジシャヒ県、ロングプール管区ガイバンダ県等の地域にてニパウイルスによる感染症が流行しており、これまでに12人が感染し、そのうち10人が死亡しています。
このウイルスに感染した場合、通常、発熱と筋肉痛などのインフルエンザに似た症状を呈し、その一部が意識障害、痙攣などを伴い、脳炎を発症するとされています。また、ニパウイルスの感染経路は主に豚などの感染動物の体液や組織との接触によるものと考えられていますが、バングラデシュにおいては、豚の関与は確認されておらず、多くはフルーツバットと呼ばれる果物を主食とするコウモリから感染したものと見られています。コウモリからヒトへの感染については、コウモリが接触して唾液や尿がかかったニパウイルスに汚染されたデーツ(なつめやし)の生の樹液を飲んだり、一部コウモリが食べた果実を生食する事で感染するとされており、発症に至る潜伏期は平均7日(範囲2日から12日)、致死率は74%前後と非常に高い数値が報告されています(2001年の初発例から2013年2月3日までに177例の感染が確認され、137人が死亡しています)。
現在、バングラデシュ保健省は感染症の流行を受け、報道等を通じニパウイルス感染症の流行に関する啓蒙活動を行っており、感染症予防対策を心掛けるよう呼びかけていますので、在留邦人の皆様におかれましては、以下の点を留意されるようお勧めします。
(1) デーツの生の樹液(ジュース)を飲まない。
(2) 欠けた果実は食べない。
(3) 果物は皮を剥いて食べるようにする(皮ごと食べないこと)。
(4) 果実は石けん水で洗った後、再度、真水で洗い、皮をむいて食べるよう心掛ける。
(ニパウイルスは酸・アルカリ・アルコールなどの化学物質にも弱い特性があります。)
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