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大使館からのお知らせ




山本有三作の演劇「米百俵」が、ベンガル語で5月19日に公演されます。


平成27年5月10日


山本有三作の演劇「米百俵」が、シルパカラ・アカデミー関連劇団のバングラデシュ人によってベンガル語で以下の日程で公演されます。遠目にはバングラデシュ人だと分からないくらい、侍になりきっているパフォーマー達の迫真の演技をお楽しみ下さい。同劇団は、2008年に内村直也賞、2012年に旧長岡藩の新潟県長岡市米百俵財団から「米百俵賞」 を受賞しています。

日時:5月19日(日)7:00pm
場所:シルパカラ・アカデミー(ナショナル・シアター)

【参考】「米百俵」の故事

戊辰戦争(1868年)で焦土と化した長岡藩に、支藩の三根山藩(現在の新潟県西蒲原郡巻町)から見舞いとして百俵の米が送られてきた。窮乏を極めていた藩士は米が分配されるのを一日千秋の思いで待った。
しかし、藩の大参事・小林虎三郎は、この米百俵は文武両道に必要な書籍、器具の購入にあてるとして、米を売却した代金を国漢学校建設の資金に注ぎ込んだ。国漢学校には洋学局、医学局も設置され、藩士の子弟だけでなく町民や農民の子供の入学も許された。ここに長岡の近代教育の土台が築かれ、後年、ここから新生日本を背負う多くの人物が輩出された。この「米百俵」の故事は、文豪・山本有三の同名の戯曲によって広く知られるようになり、「国が興るのもまちが栄えるのも、ことごとく人にある。食えないからこそ学校を建て、人物を養成するのだ」という小林虎三郎の思想は、多くの人に深い感動を与えた。

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